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日本人が守るべきもの [日記]

社内の情報共有サイトに社長の記事が載っていた。

○○家の伝統であった豆まきの行事が、今年は恵方巻きを食べることにかわってしまい、平安から続く伝統が途切れてしまった。
という話なのだが、そんな記事を読みつつ「日本人が守るべきもの」とは何なのか?を考えてみた。

様々な、神事や伝統は多く存在するが、私の考える「日本人が守るべきもの」とは結論から言うと
「異質なもの、変化を受け入れる許容力」だと思うのであった。

話を豆まきに戻すと、平安時代に中国から伝わった風習が原型となっているようである。
今となっては、伝統の一つであるが、平安時代にしてみればそれは異質なものであっただろう。

今も、多くの日本人は多神教であり、山の神、海の神‥‥学問の神、様々な神を受け入れている。
これは私の持論だが、私の中にも神はいる。
そして邪悪なものもいる。

このような異質なもの、変化を受け入れる許容力は仏教の影響が多分にあると思うが
改めて仏教の教えに触れてみると、人間の本質をよく捉えていると思う。

何年か前はGDPで世界第二位と様々な変化を受け入れ経済においても大きな成長をとげた。
明治以降の発展の速度は世界でも類を見ないほどと言われているくらいだ。
経済成長にしても産業革命を受け入れ、欧米に学び近代化を果たしたから成し遂げられた事だ。

最近、気がかりなのは、群衆化による集団心理である。
これは民主主義、多数決論によって頭数によって議論を決定する行為が定着し安易な思考でも頭数で決まってしまうことである。
昔の日本には真のエリートがいて本当に日本のためになる決定を下してくれた時代もあった。
最近、政治家にしても官僚にしても、本当に人類のため、日本人のために思慮深く行動している人間がどれほどいるか疑わしい。
物質、資本主義の価値観を打破し新しい世界への変化を導けるののは日本人であると願っている。

仏教の教えを借りれば、世の中は無常(常に変化し定型化できない)であり、変化への恐れや未練を断ち切る事が”悟り”への一歩であると教えている。


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